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ワイヤレス充電とは?気になる充電速度や人気の充電器をまとめてみた

2017年にiPhoneに実装されたことで、少しずつ注目を集めている「ワイヤレス充電」。他のスマートフォンにも基本機能として実装されつつあり、便利なワイヤレス充電が当たり前のものになろうとしている。今回はワイヤレス充電の仕組みや気になる充電速度、人気の充電器について説明しよう。

ワイヤレス充電とは

ワイヤレス充電とは、簡単に説明すると充電に使うコードを使わず、ワイヤレスで充電を行える仕組みのことだ。

充電方法も専用の充電パットの上に置くだけ。わざわざペアリングなどをする必要もないため手間がかからないのが特徴だ。

それだけでは無く、充電ケーブルを入れるコネクタの破損や充電ケーブルの接触が悪くなる心配もない。水で湿っていても充電ができるため感電の恐れがなく、安全に使用できるのもポイントだ。

ワイヤレス充電の仕組み

ワイヤレス充電では主に「電磁誘導方式」が使われている。

電磁誘導方式とは、給電側(充電パット)と受電側(スマホ)の2つのコイルを利用する方法だ。給電側のコイルに交流電流を流すことで磁界が発生。磁界が電力を誘導し、受電側であるスマホ内に電力が流れることで充電が可能になるのだ。

ただし、この場合だと給電側のコイルにちゃんと重なるようにスマホをおかなければならず、電気の伝送も難しくなる。そこで、充電パットのどこに置いても充電できるように、給電側のコイルが受電側に合わせて移動するようになっている充電器も多い。

「Qi」とは

「Qi(チー)」とは携帯やスマホを対象とした、ワイヤレス給電の国際標準規格だ。電力伝送の方式は電磁誘導方式を元にしている。これまでは電磁誘導方式で各企業が独自開発をしていたが、企業間で相互利用できない状況が続いていたため、Qiが生まれた。

QiはAndroidだけではなくApple社製品も対応しているため、Qiを採用した充電パットがあれば機種関係なく充電できるのも魅力だ。以前は充電時間に問題もあったが、今では改善してきており、充電器として問題なく使えるようになっているという。

ワイヤレス充電と有線充電、どっちが速い?

ワイヤレスと充電と有線充電では、有線充電の方が速いとされている。有線充電の方が電気のロスが少ないというのがその理由だ。

ワイヤレス充電の最大の弱点は、電気効率の悪さ。有線充電は直接バッテリーに電気を送り込めるのに対し、ワイヤレスは一旦磁界を発生させてから、スマホ内に電気が流れる仕組みになっている。その結果、ワイヤレス充電ではゼロの状態から100%になるまでに6時間を有することもある。有線充電だとこの半分程度の時間で十分だ。

もちろん、ワイヤレス充電の中には、急速充電機能に対応しているものも多くあるが、残念ながら有線充電には及ばない。ただし、今後の開発次第で、有線充電に追いつくことも考えられるが、現段階では素早く充電したいのなら有線充電の方が手っ取り早いだろう。

ワイヤレス充電ができる主なスマホ

2018年2月現在で、ワイヤレス充電に対応しているスマホは以下の通りだ。

iPhone

iPhoneの場合、iPhone8以降のシリーズがワイヤレス充電に対応している。有線充電だとLightningコネクタに対応した充電器でなければ充電できなかったが、ワイヤレス充電ならQiに対応している充電器なら問題なく使用できる。

Galaxy

サムスンが販売しているGalaxyもワイヤレス充電に対応しているものもある。シリーズで言うとS7やS8などがワイヤレス充電可能だ。Galaxyに対応しているワイヤレス充電器も多く販売されている。

NEXUS

NEXUSの5Xや6Pなどはワイヤレス充電が可能。しかし、5Xと6PはQiに対応していないため、専用のワイヤレス充電器でなければ充電できないので要注意。NEXUSはNEXUS7というタブレット端末もワイヤレス充電に対応しており、こちらはQiにも対応している。

V30+ L-01K

LGが販売しているV30+ L-01Kはワイヤレス充電に対応している。V30+ L-01Kは2018年にdocomoとauから発売されており、有機ELを使ったリアルな映像美が魅力だ。

NEXUSのようにワイヤレス充電ができるものの中には、Qi非対応の機種もあるので要注意。ワイヤレス充電可能のスマホを購入する際はQiに対応しているかも確認しよう。

人気のワイヤレス充電器4選

ワイヤレス充電器のなかで、特に人気な4つを紹介しよう。

Seneo Qi ワイヤレスチャージャー

出典:Amazon

スタンド型のワイヤレス充電器として人気の「Seneo Qi ワイヤレスチャージャー」。Qiに対応しているため、iPhoneやGalaxyも充電可能。スタンド型のため縦置きや横置きで充電できるのも魅力だ。

Seneo Qi ワイヤレスチャージャーはチャージポジションに確実に入るよう、3コイル方式を採用。広い充電面積を提供してくれるのも魅力のひとつだ。

Anker PowerPort Wireless 10

出典:Anker

Anker PowerPort Wireless 10は最大10Wの急速充電モードに対応している。そのため一般的なワイヤレス充電器に比べ、2倍ほど高速化されているのが特徴だ。

大きさは手のひらサイズで薄めの設計。置き場所にも困らず、持ち運びも楽なのが魅力となっている。

XVIDA

置かないワイヤレス充電器として人気が高い「XVIDA」。マグネット式の専用のスマホケースを装着することで、充電器にスマホをくっつけ充電する仕組みとなっている。

操作しやすいスタイルで充電できるのがXVIDAの魅力と言えるだろう。

ノールドメルケ

IKEAが販売しているワイヤレス充電器「ノールドメルケ」。

パット型の充電器となっているが、他との大きな違いは、複数台を同時に充電できる点だ。ノールドメルケ1つで最大3台までのスマホを充電できるため、コンセントを取り合う必要も無くなる。たくさんのスマホを同時に充電したい人におすすめだ。

ワイヤレス充電、今後はどうなる

ワイヤレス充電は、有線と比べ充電スピードが速いとは言えない。しかし、最新のものは従来のものと比べ格段に充電スピードは改善している。今後開発が進めば、充電スピードが改善し、有線と変わらないスピードで充電できるようになるかもしれない。

さらに、ワイヤレス充電を他の分野に応用することも可能だ。

特に注目を集めているのは「電気自動車」への応用だ。電気自動車に活用されれば、給電は車を充電スポットの上に停車するだけでOK。それだけではなく、道路全体を充電スポットに変えれば、走りながら充電できてしまう。ガス欠になるという心配が一切無くなるかもしれない。

これからもワイヤレス充電の進化に目が離せない。
写真提供:MK photograp55

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