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選手を怪我から守るタックル練習用ロボット「MVP」

アメフトなどのコンタクトが激しいスポーツではタックル練習が必須となるが、実際の練習にはそれなりの参加人数が必要で、さらに怪我も心配だ。そんな問題を解決すべく、Rogers Athletic Companyによってアメフトやラグビー用のタックル練習ロボット「MVP」が開発された。

製品はベースモデルが8295ドル(約89万円)で販売されており、追加で競技ごとに形状の異なるアームも購入できる。

自走して起き上がるロボット

「MVP」は柔らかな本体上部と、走行可能なベース部分からできている。そして芝生や舗装面の上を、時速18マイル(時速約29km)で走行するのだ。実際の操縦はコーチがリモコンで行い、選手に向かって、あるいは逃げ回るように走らせることができる。

本体はベース部分に重心が存在し、選手がタックルすると簡単に倒れる。しかしその後には「起き上がり小法師」のように自動で立ち上がり、再び走行を開始するのだ。これならタックル練習のたびにいちいち設置し直す必要もなく、効率的な練習が可能となる。

球技以外にも応用可能

「MVP」の用途はアメフトやラグビーに限らない。スケートリンクの上を走行してアイスホッケーの練習相手に見立てたり、あるいは警察や軍隊による市街地戦を想定したトレーニングにも利用できる。犯人役の「MVP」がこちらに迫ってくる様子は、なかなか迫力がある。

公式サイトによれば、アメフトにおける怪我の53%、脳震盪の46%は練習中に発生しているそうだ。また、ハイスクールでの頭部損傷の60-75%も練習中に発生している。さらに、そのほとんどが選手同士の接触で発生しているのも特徴だ。「MVP」のようなロボットがあれば、そのような怪我を大幅に減らせるはずだ。

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アメフトやラグビーというと、どうしても怪我がつきものというイメージがあるが、「MVP」のようなタックル用ロボットが普及すれば、アメフトやラグビーの競技人口がさらに増えるかもしれない。

MVP
Rogers Athletic Company

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