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世界の変化をリアルタイムで表現するアーティスト「Daniel Canogar」

テクノロジーの発展とともに、アートの形の表現方法は多角的になりつつある。スペイン生まれのDaniel Canogar氏も、テクノロジーを使ったアート作品に取り組むアーティストの一人だ。

世界各地のライブデータやリアルタイムストリーミングなど使って、LEDやプロジェクションマッピングでアートを表現するというDaniel Canogar氏の作品とは、どんなものだろうか。

世界各地の変化をリアルタイムで表現する「Echo」

Daniel Canogar氏の作品のひとつである「Echo」は、カラフルに輝く湾曲したLEDタイルがぽつんと置かれた作品だ。この作品のユニークなところは、タイルが湾曲していることではなく、その明滅する拍動のような輝きにある。

「Echo」は、世界中の各都市で実際に起きている地震、火山活動、環境汚染などのライブデータをモニタリングしている。LEDパネルはデータに反応して様々なパターンを映し出しており、抽象的なイメージで世界の変化をリアルタイムで表現しているのだ。

ストリーミングやプロジェクションマッピングを使った作品

同じくDaniel Canogar氏の作品である「Ripple」は、CNNなどのニュースメディアの映像をリアルタイムでストリーミングし、その映像から生成した抽象的パターンを、スクリーンに映し出すというものだ。

他にも、洗面台の排水口から大量の人間がはい出す様子を、プロジェクションマッピングで投影した「Caudal-Madrid」や、2,400枚のDVDに5台のプロジェクター、12台のスピーカーと2台のサブウーハーで構築した「Sikka Ingentium」など、同氏が作品に取り入れる要素に限りはない。

街をキャンバスに変える大規模作品

Daniel Canogar氏が最も得意とするのは、公共スペースや建物などで行う大規模なアート展示だという。2014年にはアメリカのタイムズスクエアで、大量の人間が街中を這いつくばる映像を流す「Storming Times Square」という展示を行った。

これらの映像に登場する人たちは、実際にタイムズスクエアで参加者を募り、マットの上をほふく前進してもらってキャプチャしたものが使われているのだ。

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情報社会の絶え間ない流れを使って、現実世界に置かれた作品に変化を与えるというアーティストDaniel Canogar氏。次々と新しいテクノロジーが登場する中で、同氏のインスピレーションは、さらに研ぎ澄まされていくかもしれない。

Daniel Canogar
Daniel Canogar

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