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小橋賢児プロデュースの未来型花火エンターテインメント「STAR ISLAND」が生む熱狂とは?


2017年5月27日(土)に東京のお台場で開催される「STAR ISLAND」は、伝統的な「花火」に、最先端の「3Dサウンド」を駆使した音楽や、各分野のパイオニアたちが魅せる「パフォーマンス」などを組み合わせることで、まったく新しい「花火体験」を生み出す新感覚のイベントだ。

ビッグクッションやベッドに寝転びながら鑑賞したり、ディナーを楽しめるシートなど、ゆったりとイベントを楽しめる5種類の席を用意し、一部の席では既に売り切れもでるほどの盛況ぶりとなっている。


総合プロデューサーは、俳優、映画監督だけでなく、クリエイティブディレクターとして「ULTRA JAPAN」なども手がけ、マルチな才能を発揮する小橋賢児氏。そして、「STAR ISLAND」でも重要なファクターである「パフォーマンス」を統括するのは、自らもパフォーマーとして活躍しているパフォーマンスクリエーターの小林玄氏。

完成間近という小橋氏の新しいオフィスで、両者に「STAR ISLAND」への思い、そして、「クリエイティブ」に対する考えを聞いた。

小林玄氏(左)と小橋賢児氏(右)

今の時代に合った伝統の形としての「花火」

「STAR ISLAND」の総合プロデュースを担当する小橋賢児氏


―― 今回なぜ「花火」をテーマにしたイベントを?

小橋:「花火」との最初のきっかけは、僕がクリエイティブディレクターを務める「ULTRA JAPAN」の演出として、最後に「花火」を上げたいと思って、花火師さんたちと一緒に仕事をしたんです。彼らと熱く語り合いながら花火の演出を作り上げて、イベントの最後に花火が打ち上がったことによって、そこにいたお客さんが一つになれた瞬間があって。花火師さんたちもその一体感を感じてくれたと思うんですよね。まずそのときに花火師さんたちとの共鳴があった。

そして、「花火」というのは確かに日本が誇るべき伝統ではあるけれど、「伝統」というのは「昔ながらの形をそのまま継承する」ということではなくて、常にその時代に合った刺激的な存在として、進化しながら継承していくべきだと思っているんですよね。そんな考えもあって、今回のチャレンジに繋がりました。

世界初!屋外イベントでの「3Dサウンド」体験

―― 今回使われる「3Dサウンド」とはどういったものなのでしょうか。

小橋:あるイベントで、VRを使った「360°ライブ」といったものを体験したのですが、確かに面白いんだけどなにか足りなかった。そんな時に「3Dサウンド」のパイオニアである友人の瀬戸勝之くんのスタジオで、真っ暗な中で「3Dサウンド」を聞かせてもらったら、目の前に「画」が見えて「音が舞う」経験をしたんですね。その瞬間に「足りなかったのはこれだ!」と思いました。

―― 大規模な屋外イベントで「3Dサウンド」を使うのはめずらしいのでは?

小橋:おそらく世界初じゃないですか?屋外で「3Dサウンド」をきちんとコントロールできるのは瀬戸くんしかいないと思います。映画「アバター」のチームが彼のスタジオに3Dサウンドの研究に来るくらいですから。今回は55基のモノラルスピーカー、その一つ一つに音をアサインして、自然の音や音楽を体感しながら花火を楽しむという、これまでにない体験をすることができるはずです。

―― 小林さんと小橋さんはどのような関係性なのでしょうか

パフォーマンスの演出を担当する小林玄氏

小林:僕は「小橋賢児」の頭の中の宇宙の、一つの惑星だと思ってます。彼の頭の中のビジョンを理解して、時にはお客さんの目線になりながら、お客さんの食べやすい美味しい料理にする。ただし、この小橋賢児という男の頭の中からで出てくる食材というのは、宇宙からやってきた見たこともない食材のようなものなので、それをどうやって地球の人たちにとって、美味しい料理にするのがとにかく大変なんだけど(笑)。でも、それがクリエイティブだし、すごく刺激的な作業なんですよね。

「場」を作ることにこだわりたい

―― 今回の「STAR ISLAND」や、「ULTRA JAPAN」など、「人々が一箇所に集まり同じ時間を共有する」というイベントを多く手がけていますが、そうしたものに魅せられるのはなぜでしょうか?

小橋:俳優をしていた時期に、自分の中に「あれをしてみたい」とか「ここに行ってみたい」という思いがあっても、今にして思えば環境を言い訳にして自分で「経験を閉じていた」と思うんですよね。その後、俳優を休業して海外を旅していた時に色々なイベントに行く機会が多くあって。例えば音楽イベントであれば、「音楽」という共通言語の元に様々な境遇な人が世界から集まってくる。昨日失恋した人、リストラされた人もいるかもしれない。そういう人たちが同じエネルギーを共有して、非日常的な時間を過ごして、気持ちが晴れたりとか。つまりイベントに参加することで、自ら行動するきっかけになることが素晴らしいなと思って。

僕は「人生の答え」なんてことは、おこがましくて教えられないけど、「答えを探す場」や、「変わるきっかけ」は作ることができるんじゃないか。「イベント」や「映画」もそうですが、「数時間の非日常を味わってもらう」ことで、「自分はこんな感覚を持っていたんだな」とか、「もっといろいろなことを知りたいな」とか、自分の中で閉じていたことや忘れていた感覚を呼び戻してくれる。

そういう、「クリエイティブを通じて気づきの場を作る」ことを職業にしようと思ったんですよね。なので僕は必ずしも「イベント」にはこだわっていなくて、「ULTRA JAPAN」や「STAR ISLAND」も、いまの時代に合った「場」でしかないと思っている。4年前は「映画」という「場」を作っていた。映画館に来てもらって、お客さんに2時間の旅をしてもらう場。とにかく、そういった「場」を作ることにこだわっていきたいですね。

「制約」が「クリエイティブ」を引き出す

―― クリエイティブなアウトプットを実現するために大事なことは何だと思いますか?

小橋:感覚と、縁と、ひらめき。そして、それを信じさせる圧倒的な熱量。イベントなんて、企画段階ではまだなにもない状態なわけで、仲間に入ってもらうためには「熱量」で口説くしかない。あと重要だと思うのは、お金や時間といった「制約」です。無限にお金や時間があったら、ダラダラしてしまっていつまでも終わらない。限られた制約の中で、どこまでギリギリを追求することができるか。そういう作業の中でこそ「クリエイティブ」は生み出されるし、人を動かすんだと思います。

小林:人によっては、そういう制約って「ひやひや」する状況なんだけど、僕らはそれ以上の「ワクワク」で繋がっているんですよね。それぞれのプロたちが、自分たちの正攻法が通じないかもしれない中で、まだ見たこともない世界を作り上げる。「ひやひや」しながらも、この小橋賢児の作り出す世界観に、「ワクワク」したり、「共鳴」して集まっている。そうじゃないと逃げ出しますよ(笑)。

小橋:あと、自分自信が飽きっぽいので、同じコミュニティにずっといると本質が見えなくなるんですよね。だから僕は定期的に旅に出たりしています。外から世界を見ると、また違う面が見えてくるんです。例えば見慣れた「花火」も、観方を変えれば違った魅力も見えてくるはず。その一つが、今回の3Dサウンドやパフォーマンスとの融合だったりする。

―― 今回の「STAR ISLAND」を楽しみにしている方へ一言お願いします

小橋:「STAR ISLAND」は、受動的に見るのではなく、3Dサウンドや音楽、パフォーマンスの中に入ってみんなで楽しむ、「ゴーグルのない拡張現実」のような空間にしたいですね。おそらく、皆さんの想像をはるかに越える経験ができるはず。その時に得た感覚を、日常に戻った時に何かを考えるきっかけにして欲しい。また、これまでの伝統的な花火もいいけど、「こんな花火の観方もあるんだな」と、あたりまえに考えていた物事を、違う観方をする一つのきっかけになればと思います。

■STAR ISLAND
開催日時:5月27日(土)16時00分〜21時00分 ※当日の演出によって時間が変動する場合があります。
開催場所:東京都港区台場1 お台場海浜公園
オフィシャルサイト:http://www.star-island.jp
チケット:http://www.star-island.jp/#ticket

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