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アプリからボタンひとつで“空飛ぶタクシー”を呼び出す「Uber Elevate」

アメリカのライドシェアリングサービス「Uber(ウーバー)」が、新たに“空飛ぶタクシー”という革新的サービス「Uber Elevate」の実用化に取り組むことを発表した。

移動にかかる時間を削減し、都市の移動性を抜本的に改善することを目的としたサービスだ。大都市で運用可能な「VTOL(垂直離着機)」を採用し、空域を使って目的地に向かうという、SFの世界をほうふつとさせるような計画だ。

そんなワクワクするような「Uber Elevate」とは、一体どんなサービスなのだろうか。

VTOLによる迅速な移動が可能に

片道30分で週5日間出勤すると、年間240時間を電車の中で過ごすことになる。Uberの調べでは、サンフランシスコ居住者も、年間230時間を通勤に費やしているという。同じ問題は世界中の大都市でも起きている。移動が増えるほど交通費がかさみ、家族と過ごす時間が少なくなれば、ストレスも増えてしまうだろう。

そんな問題を解決するべくスタートした「Uber Elevate」は、コンパクトに離着陸できる飛行機である「VTOL」を、タクシーのようにアプリからボタンひとつで呼べるサービスである。

ビルの屋上に設けられた発着場から、アプリで設定した目的地までフライトする。自動車で2時間の距離が、たった15分で行けるようになるという。例えば単身赴任中の人でも、休日には気軽に家族と会うことができるだろう。

VTOLエコシステムの実現

規制当局の承認を得る、コミュニティの理解を得る、長距離フライト可能な電動VTOLを開発する―。都市部を小型飛行機が飛び回るには、様々な課題をクリアしなければならないが、Uberの計画によると、今後10年以内にVTOLエコシステムを実現できる見込みだという。

NASAとFAA(アメリカ連邦航空局)も、VTOLに関するワークショップを先導するなど、VTOLのオンデマンドサービス実現に積極的な様子だ。ボタンひとつでタクシーが飛んでくるというSF映画のような構想だが、あながち遠い未来の話ではないのかもしれない。

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誰もが心を躍らせる、“空飛ぶタクシー”の構想。「Uber Elevate」の料金は、既存のタクシーより高額になる見込みだが、目的地の近いユーザーが相乗りして安価に移動できるライドシェアリングを展開する計画もあるようだ。

ボタンひとつでタクシーのように飛行機を呼び出す。モビリティの進歩とともに、移動の概念も変化していきそうだ。

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