bouncy
ABOUT US
Transportation

ハイテクLED道路?臨機応変に横断歩道やサインを映し出す「Starling Crossing」

日本ではLED信号機の導入が進められているが、イギリスでは信号機を設置せず、通行人や自動車の道路状況の変化に応じて、道路上にLEDの横断歩道や停止線などを映し出す新しい道路システム「Starling Crossing」が始まっている。

カメラで状況をリアルタイム解析

「Starling Crossing」が導入された道路には、カメラが設置される。カメラは路上の物体をリアルタイムでトラッキングし、歩行者・サイクリスト・自動車などに判別する。それぞれの正確な位置、軌道、速度を計算し、次の瞬間に何がどこに移動するのかを予測することが可能だ。

人間が道路で待っていると横断歩道が地面に表示され、自動車や自転車にはそれぞれ停止線が表示される。サインの変化は歩行者の安全が優先され、多くの人が歩行する時間帯には横断歩道の幅を広くして通行量を増加させる。

対照的に、早朝など歩行者の数が少ない時間帯では、横断歩道を表示せず、自動車がスムーズに走行できるようになるという。

全ての判断はリアルタイムで行われるため、誰もいない横断歩道の赤信号で立ち尽くしたり、運転中で誰もいない赤信号待ちにハマってしまう…、といったストレスから解放されることになりそうだ。

危険な状況にも対応

「Starling Crossing」は、歩行者がうっかり道路に飛び出すと、道路上に赤色の警告パターンを表示する。“歩きスマホ”などで周囲が見えていなくても、足元から警告されれば、自分の状況がすぐにわかるはずだ。

飛び出した人の位置や進行方向は、周囲の自動車やサイクリストにも伝えられるため、危険を回避することができるという。

ロンドンでの試験導入

サウスロンドンに試験的に配置された「Starling Crossing」のプロトタイプは、通行する車両の重量に耐え、雨天時でも滑らない様に設計され、日中でもはっきり見ることができるようになっている。

自転車の停止線は赤色で見やすく、走行可能になると停止線が赤色から青色に変わる。誰でも一目でサインの意味が理解できるデザインになっており、信号機がなくても人と車両が安全に行き交えることが証明されたのだ。

・ ・ ・

長年変化のない道路システムを変化させるかもしれない、ハイテクLED交通システム「Starling Crossing」。さらに自動運転車が実現すれば、道路と自動運転車がインタラクティブに通信することも考えられるだろう。未来の道路のスタンダードを目撃しているのかも?

Starling Crossing
Umbrellium designs

FEATURED

RECOMMEND

YOU MAY ALSO LIKE...