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バスで6時間の距離が38分に?未来の都市構想「Mexloop」

ハイパーループとは、アメリカの実業家イーロン・マスク氏が構想した次世代交通システムである。減圧したチューブ内を高速で列車が走行するというこのアイデア。2013年に発表され、多くの注目を集めたことは記憶に新しい。

そしてハイパーループネットワーク構築に向けた包括的な構想を募る「Hyperloop One Global Challenge」において、TOP10に入賞したのが「Mexloop」である。メキシコの若手建築家により設立されたFR-EE社が主導する、壮大な都市開発プロジェクトとは?

532kmの距離をたった38分で移動

2,600件を超える応募があったコンテストで上位10案に選ばれた「Mexloop」。メキシコシティ、ケレタロ、レオン、グアダラハラの距離532kmにのぼる4都市のルートを、わずか38分の移動時間でつなぐというプロジェクトである。

「Mexloop」は地域の経済を活性化させ、自動車、航空、製薬、技術、サービス産業などを急速に成長させることが期待されている。

また超高速での移動により、移動時間の短縮はもちろんのこと、世界的な問題にもなっている交通渋滞を解消することにもつながる。さらに通勤・通学などの移動時間も短縮できるため、人々は大都市に住む必要もなくなるかもしれない。

そのため、現在私たちが抱えている都市部の人口一極集中問題も解決できるのではないだろうか。

既存の交通システムよりも安価

メキシコシティ〜グアダラハラ間は、飛行機で1時間以上、自動車で6時間以上もの移動時間がかかる。Mexloopは最高時速1,000kmで移動することで、各都市間を十数分で移動でき、既存の長距離バスの半額から同程度という低コストで済む見込みだ。

メキシコを大切にする想いが生んだ「Mexloop」

「Mexloop」をリードしているのは、メキシコ若手建築家Fernando Romero氏だ。彼は自国の未来の発展のため、熱い情熱を持ちプロジェクトに取り組んでいる。

彼はメキシコの文化や商業、そしてそれらの品質を向上させるためインフラを作ろうとしているのだ。運用テストを2020年までに行い、彼らが提案した「Mexloop」が現実的なものであることを証明しなくてはならないという。

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飛行機よりも安く、高速で移動できるハイパーループ。この技術が実現すれば、東京〜大阪間も数十分で移動できることになるだろう。未来の都市では「距離」の概念が変わっていくのかもしれない。

Mexloop
Mexloop

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