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森の中に佇むジャンボジェットに第二の人生を与えた男

アメリカ・オレゴン州の森林に、一機のBoeing727がひっそりと佇んでいる。飛行するわけでもなく、移動するわけでもなく、ただじっとしているこの飛行機。

旅客機として多くの人々を乗せるはずのジャンボジェットが今はなんと、一人の男性が住む家になっているという。

機内の中はりっぱな居住空間

”飛行機の家“に住むのは、今年67歳になるエンジニアBruce Campbell氏である。彼は1999年に航空機購入のため100,000ドルを支払い、さらに敷地の賃貸料・翼と尾翼の除去・移動・その他の物流のコストに約120,000ドルかかり、これまでの総費用は約220,000ドルに達したという。

機内へと続く階段を昇ると、そこには重厚な扉がある。この扉はこの家の玄関ドアである。家の中へ入るとそこは、洗濯機やシンク、冷蔵庫や机などがあり、たくさんのシートで敷き詰められていた以前の機内の面影を感じさせない。

そして床はシースルーになっており、内部の構造が丸見え。机の上には複数のモニターが並び、まるでFBIの隠れ家のようだ。

気になるコックピットにはテレビ画面がはめ込まれ、操縦席でテレビ鑑賞を楽しめる仕様になっている。操縦桿ももちろんそのままなので、操縦気分も味わえる。

この家の魅力は機内だけではない。窓から外にでれば、翼の上に乗ることができるのだ。ジャンボジェットに翼の上に乗りそこからの景色を楽しむことは、日常生活では決して体験できないものだ。

彼が飛行機に住む理由

役目を終えスクラップになる予定だった機体を買い取り、居住空間としているBruce Campbell氏。いわゆる普通の家に住まない理由は、シロアリのエサとなる生分解性の木材を、恐ろしい建築材料だと考えているからだという。

引退したとはいえ彼が住むBoeing727は、時速約925キロの風と7Gの重力加速に容易に耐えることができるのだ。さらに機体は何世紀にもわたって腐食せず、非常に耐火性があり、優れた安全性をもたらす。人類が今まで構築した最上の構造物の一つであるといえるかもしれない。

それほどまでにBoeing727は、人が長年に渡って住むには十分すぎる条件がそろっているのだ。

・ ・ ・

今後Bruce Campbell氏はさらにBoeing747を改修し、日本で暮らす計画も立てているという。この現実離れした映画のような世界が、ここ日本でも見られるかもしれない。

彼が住む”飛行機の家“はツアーガイドも可能なので、興味がある人はぜひ訪れてみてほしい。

Exploring with Josh
Courtesy of Exploring with Josh

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