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ブランドコピー品を一瞬で判別してくれるデバイス「Entrupy」

本物かどうか専門知識を持った専門家でも判断が難しいほど精巧につくられた”ブランドコピー品”。世界中にあふれ、取り締まりが強化されても尚完全なる排除はできていないのが現状だ。

そんなブランドコピー品を、一瞬で判別するデバイス「Entrupy」が開発された。

簡単な判別方法

顧客からの信頼が全てともいえる中古ブランド品を扱う店舗では、決して偽物を販売するわけにはいかない。そこで登場する「Entrupy」は、より確実に偽物を判別してくれる、強い味方になるはずだ。

その判別方法は、次の通り。

  1. デバイスを判別したいアイテムの上に直接置く。
  2. スマホかタブレットで専用アプリを開く。
  3. アプリの画面に表示される指示に従い、画像を撮影。
  4. AIアルゴリズムにより画像を解析し、本物か偽物かを判断。
  5. 結果がリアルタイムで判明。

とてもシンプルで専門知識不要、誰でも簡単にこれら作業を行うことができるだろう。

「Entrupy」には、複雑な検出を可能とするアルゴリズムが搭載されており、キャンバス地や革、金属や木材などさまざまな素材を分析することが可能。マイクロカメラを活用し撮影した顕微鏡レベルの画像をこのアルゴリズムが解析、認証精度は脅威の96.4パーセント以上であるという。

判別対象ブランドが充実

「Entrupy」が判別できるブランドは、シャネルやグッチを始めYSL・ディオール・フェンディ・ルイヴィトン・プラダと世界的に有名であると共に、偽物が世に多く出回っているブランドである。他にも最近偽物が多く登場し始めたといわれているコーチやクロエなどのブランドも対象である。

現在判別対象ブランドは15ブランドにものぼる。ブランドのラインナップを見る限り、偽物が作られているほとんどのブランドをカバーできている印象を受ける充実ぶりだ。

本物だったシャネルトート

実際に「Entrupy」を導入したある店舗に起きた、驚くべきエピソードを1つ紹介したい。

「Entrupy」導入前は、ネットで画像を検索したり、今までの経験を使いアイテムをよく観察したりと古典的な方法で鑑定していたこのお店に、一つのシャネルのトートバッグが持ち込まれた。

従業員により、通常の方法で査定された結果、“偽物”と判断されたそのトートバッグは、店頭に並ぶことはなかった。それから2年後、従業員の一人が例のトートバッグを遊び半分に「Entrupy」でテストしてみることに。すると驚いたことに、誰もが偽物と疑わなかったトートバッグはなんと本物。しまわれ続けたバッグの価値はなんと2,000ドルであった。

これは、古典的な査定方法の限界と「Entrupy」の可能性を感じるエピソードである。

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本物である証拠といわれているギャランティカードやシリアルナンバー、保存袋までがそっくりにコピーされてしまう昨今。偽物を許さない「Entrupy」の登場が、偽物撲滅の大きな一歩になるかもしれない。

ENTRUPY
Courtesy of ENTRUPY

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