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陸上も水上もパワフルにドライブできるオフロードカー「Panther」

見かけは、普通のSUV。しかし、そのまま水面に突っ込み、ボートに早変わり。こんな007で登場したようなクールな水陸両用車「Panther」が、アメリカの企業「WaterCar」により開発された。

ポンプジェット搭載でパワフル走行

“地球上で最も楽しい乗り物”を目指して開発された「Panther」は、スイッチ一つでタイヤが作動し、陸上も水上も走行できる車である。陸上では時速約130キロでオフロードも難なく走行可能。水上では搭載されたポンプジェットを駆使することで、時速約70キロで力強く進むことができる。

ハンドル横に搭載されたスピードメーターにはGPS機能があり、陸上と水上どちらにおいても走行距離が測れるようになっている。また水温測定計や油圧計、ダッシュボードやラジオなどを搭載。ラジオにはスマホの充電器との接続も可能で、快適なドライブのための工夫がなされている。

塩分を含む海水にも耐えうる様、「Panther」は非腐食性物質で構成されているが、使用後は淡水で軽く洗い流すことが推奨されている。

市場にないなら作ればいい

1999年に世界最速の水陸両用車を開発するため、個人的な挑戦として始まった「Panther」の開発。当時スピードの出る水陸両用車を買うことができなかったDavid March氏は、買えないのではなく実際にそのような車は誰も持っていないことに気が付いたという。

そこで、自ら開発に乗り出すこととなったのだ。10年間に渡る開発は、彼の想像を上回る難しさだったという。その内他社が水陸両用車を開発してきたが、彼はそれらとは異なる車にしたかったのだ。

彼がSUVタイプの見た目にこだわった理由は、オフロードの走行などSUVはどこでもパワフルに走ることができ、人々に親しみがあるからだという。その結果、道路でも水上でも違和感なく走行することに成功。

「Panther」は開発期間中からすでに、ドバイやアラブ、シリコンバレーなど世界中の人々が“欲しい”と順番待ちしていたほどの人気ぶりだ。

パワフル走行だけではなく消火活動も可能

「WaterCar」は走る場所を選ばないパワフルな車両を開発しているが、彼らの技術を活かしてアメリカ沿岸警備隊が認めたという「FIRE RESCUE WATERCAR」も発表している。

この車両にはホースが搭載され、毎分1,050ガロン(約3,975リットル)の水を放水することが可能。本格的な消火活動が期待できるだろう。

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一人の男性の情熱が生んだ、陸上も水上も、いつものドライブのような感覚で走ることができる「Panther」。水陸両用車が身近になり、今後さらに陸上と水上の境界線は薄くなるのかも?

Panther
Courtesy of WaterCar

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