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演奏だけではなく作曲もこなすAIロボット「Shimon」

発展著しく、関連ニュースが新聞やテレビなどの一面を飾る日も少なくない“AI”。あまりの発展の早さと活用の幅の広さに、開発している側の人間ですら脅威を感じることもあるだろう。

そしてまた、AI技術により人々の度肝を抜くロボットがお披露目した。「Shimon」と名付けられたこのロボットは、マリンバを華麗に演奏し、さらに作曲までこなすという。

たくさんのジャンルの楽曲やフレーズを学習させる

ジョージア工科大学音楽技術センターにより開発された「Shimon」は、4本の腕で8本のスティックを使い、マリンバを完璧に演奏するAIロボットである。

演奏できる曲はベートヴェンからビートルズやレディー・ガガなどクラシックからポップスまで幅広いジャンルに渡る。約5,000のフルサイズの曲と、200万を超えるフレーズを学習しており、自律的に独自のメロディーを生み出すことが可能。

この作曲活動には人間は関与せず、「Shimon」が最初から最後まで自分で曲を構成するのだという。約30秒に及ぶオリジナルメロディーの演奏風景は、Youtubeにて視聴ができる。特に実際に演奏している楽譜が登場する動画で、ぜひその完成度の高さを実感してほしい。

「Shimon」は7年の努力の結晶

「Shimon」の開発をリードしているのは、博士課程の学生Mason Bretan氏だ。彼は開発に7年の歳月を費やしてきており、彼の努力のおかげで「Shimon」は現在ソロで作曲することができるようになっている。

Mason Bretan氏いわく、ロボットがここまで深く音楽を学んだのは「Shimon」が初めてとのこと。「Shimon」は、私たち人間による即興演奏とは異なり、曲全体の構成を考えながらハーモニーやコードを演奏することができるという。1歩先ではなく、全体を俯瞰しながら演奏できるロボットなのだ。

今後「Shimon」は多くの楽曲をつくりだす予定とのこと。クラシックやジャズ、ポップスなど様々なジャンルの楽曲を学習している「Shimon」。作曲の過程でこのロボットはきっと、“このジャンルとこのジャンルは合わない”などといった固定観念にしばられたりすることはないのだろう。そうして生み出されたメロディーは、様々なジャンルが混在した今までにない新しいメロディーなのだ。開発者たちも予想できないメロディーを奏でるAIロボット「Shimon」の演奏から目が離せない。

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演奏を間違えることなく、自ら作曲した通りに演奏をする「Shimon」。ますます進化するAIロボットの前に、私たち人間は何が誇れるだろうか…。Shimon」はふとそんな思いにかられるような、ハイテクなロボットだ。

Shimon
Courtesy of Georgia Institute of Technology

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