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野菜をアートで学ぶインタラクティブ展示「でじべじ」レポート

10 月13 日(金)から11 月5 日(日)まで、東京ミッドタウンで開催されているデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2017」。「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトに2007年に始まり、11回目となる今年のテーマは「触れる」。

グッドデザイン賞受賞展をはじめ、様々なデザインが並ぶなか、屋外展示で注目を集めているのが、クリエイティブカンパニーPARTYが手がける「でじべじ -Digital Vegetables- by PARTY」だ。

野菜に触れるインタラクティブな作品

「でじべじ」は、LEDライトを張り巡らせたビニールハウス。中にはプランターが並び、「かぼちゃ」や「ミニトマト」など7種類の野菜が植えられている。

野菜の近くには「タ・ハ・ネ」や「タ・ハ・ミ」などの「おまじない」の言葉が描かれている。その「おまじない」を唱えながら野菜に触れると、LEDがインタラクティブに反応し、さらに音楽を奏でる。

カラフルで美しい LEDの演出で、なかなか野菜に触れることがない人でも触れたい気持ちにさせる「でじべじ」。デザインとクリエイティブのコンセプトを、総合プロデューサーの林重義氏に聞いた。

ーー「でじべじ」制作の経緯は?
林:東京ミッドタウンは都会のど真ん中なので、そこに本来はありえない野菜を育てるビニールハウスがあったら面白いなと思い、「でじべじ」を作ろうということになりました。

都会に住む人たちには、お店で売ってある「死んだ野菜」は見たことがあっても、畑になっている「生きた野菜」に触れる機会は少ないと思うんです。
「でじべじ」を見にきてくれた方々に、野菜そのものだけでなく、花や葉にも触れてもらいたいなと思っています。


昼間だと特に野菜本来の色がわかりやすいです。最近はミニトマトにも花がつき始めたり、近くにある幼稚園の子どもたちが、見たことのない人参やさつまいもの葉を興味深く観察していました。

ーー触れるとインタラクティブに反応する「でじべじ」。LED照明やサウンドのデザインにはどんな意味が込められていますか?

林:音には、野菜が実際に奏でる音と楽器の音がミックスされています。野菜をかじった時の音や葉を触った時の音などです。楽器の音は、野菜によって違うので同時に違う野菜を触るとオーケストラのような音色になるんです。

光は実際触った野菜のところから湧き出ているかのように光ります。光のデザインは、例えばトマトだったら「タ・ハ・ミ」つまり「種・花・実」の色とシンクロしていて、最初に触ると種、次に触ると花、もう一度触ると実であるトマトの形をした光が放たれるようになっています。

ちょっと離れた友だち同士で、違う野菜の光を送り合うなんてこともできますし、ビニールハウスの外から野菜を触っているところを写真に写すと、その様子が魔法をかけているみたいに見えるんです。

誰も触っていない時には、光合成タイムといって太陽や水をイメージした光が放たれます。

また数分間に1度、ショータイムというものがあり、その時には野菜の収穫時をイメージしたライトアップを見ることができます。

ーー最終週末に特別なイベントがあるんですよね?

林:はい。最終週末である11月4日(土)、5日(日)には野菜のマルシェや野菜ジュースのお店をオープンさせます。ここの畑になっている野菜も売ろうかなと考えているところです。

普段見慣れた加工済みの野菜ではなく、生まれたままの野菜の姿をテクノロジーで演出する「でじべじ」。いつもの野菜が、もっと身近に感じられるかも?

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2017
開催期間/〜11月5日(日)
開催時間/11:00~21:00
※最終入場20:30(17:00~21:00はライトアップを実施)
開催場所/東京ミッドタウン 芝生広場
料金/無料

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