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紙のように軽く折り曲げられる新世代ディスプレイ「Flexible OLCD」

イノベーションアワードなど様々な賞の獲得経験があり、フレキシブルなエレクトロニクスの世界的リーダーである「FlexEnable」社。彼らが開発したのは、紙のように軽く、折り曲げることができるディスプレイ「Flexible OLCD」だ。

重く割れやすいというディスプレイのイメージを一新する、次世代のディスプレイとは。

ガラスを使わないディスプレイ

同社が力を注いで完成させた「Flexible OLCD」は、ガラスを使わずに極薄のプラスチックが使われている。低コストで広い面積に拡張可能な高輝度を誇り、長寿命かつ割れる心配がないという利点がある。現在市場に出回っている90パーセントの液晶ディスプレイに比べ、「Flexible OLCD」は4倍薄く、10倍の軽量化を実現しているという。

鉛筆に巻きつけることもできるほどフレキシブルな「Flexible OLCD」は、この特性を活かした活用シーンは様々である。例えば、腕に巻きつければスマホがウェアラブルになるし、スマホの裏に貼りつければ第二のスクリーンを持つこができる。マグカップに巻きつければ新たなアイテムの誕生だ。さらに車内の好きなところに貼りつければ、ナビの完成。ドライブが終了すれば、簡単に取り外し車内の雰囲気をスッキリと保つことができるのだ。

日中の日差しにも負けない高輝度で、使う場所を選ばない「Flexible OLCD」は、ユーザーのアイディア次第で使い方が広がるだろう。

来年には大量生産予定

「Flexible OLCD」は2018年の大量生産に向け、中国の企業Trulyとのパートナーシップを結んでいる。生産する側のメリットでいえば「Flexible OLCD」は既存のラインで製造が可能な点が挙げられる。このメリットは、大幅なコストダウンにつながるはずなので、カスタマーにとってもうれしい点になるだろう。

この大量生産を受けて、ここ日本でも「Flexible OLCD」に遭遇する機会があるかもしれない。ディスプレイ単体での販売になるのか、ディスプレイを使ったプロダクトが世に出回るのか定かではないが、いずれにしても人々のアイディアが「Flexible OLCD」に最高の活躍場所を提供することになるはずだ。

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紙のように気軽に扱うことができる「Flexible OLCD」は、今後ディスプレイをもっと身近な存在にしてくれるだろう。紙のメモを持ち歩くように持ち歩けて、さらに表示する情報量は紙とは比較にならないほど膨大。こんな便利なディスプレイを私たちは待っていたのかもしれない。

Flexible OLCD
Courtesy of FlexEnable

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