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海を愛する2人のサーファーが生み出した海に浮かぶゴミ箱「Seabin」

環境問題として深刻化する一方の「海洋のゴミ」問題。

海に浮かぶプラスチックや釣り糸、破棄された漁業用の網や空き缶などのゴミは、自然に分解されることなく海中を漂い続け、海の生物や海辺の地域環境に深刻なダメージをもたらしている。

このような現状に、オーストラリアに住む2人のサーファー、Andrew Turton氏と、Pete Ceglinski 氏は、自分たちが愛する「海」を守るべくプロダクトを開発した。それが海に浮かぶゴミ箱、「Seabin」だ。

シンプルな「Seabin」の仕組み

仕組みは非常にシンプル。「Seabin」は海に浮かびながら、ポンプで浮かんでいるゴミごと海水を飲み込み、ろ過フィルターでゴミを回収した後に、きれいになった海水を再び海へと送り出す。「Seabin」に溜まったゴミは一定期間の後に引き上げられ、分別してゴミ処理へ回される。

設置さえすれば24時間稼働し続けることができ、海水を吸い込むポンプのパワーを調整することで、泳いでいる魚を吸い込むことはない。彼らの4年間のテストにおいても、魚を吸い込んでしまったことはないという。海を愛するサーファーらしい心遣いだ。

職を辞して立ち上がった2人の男

彼らはこのプロジェクトを推進するため、これまでの仕事を辞めてクラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」で資金調達を実施。目標を上回る、26万ドル以上の資金を集めて話題を集めた。

最近では、船舶のエンジンを開発するフィンランドの企業と提携し、ヘルシンキの海をきれいにするプロジェクトに乗り出すなど、その動きは地元オーストラリアにとどまらず各国に拡大しているようだ。「Seabin」は、順調にいけば、2017年5月中にはプレオーダーを開始する予定とのこと。

「きれいな海でサーフィンをしたい」

そんなサーファーたちの純粋な思いから始まったプロジェクトは、世界中からの共感を得て着実にその歩みを続けている。

SEABIN
Courtesy of THE SEABIN PROJECT

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