bouncy
ABOUT US
Transportation

安定飛行を実現したホバーボート「Omni hoverboard」

2017年5月に行われたサッカーポルトガル杯の決勝戦。そこでピッチに登場したボールボーイに世界が仰天!宙に浮くホバーボートに乗り、審判へとボールを渡す姿が世界中でニュースとなった。

そんな夢のあるホバーボート「Omni hoverboard」を開発したのは、カナダの発明家Alexandru氏である。

足で自在にコントロール

彼が情熱を注ぎ開発した「Omni hoverboard」は、複数のプロペラを搭載したドローンのような形状をしたホバーボートだ。全体は軽量なカーボンでできており、スノボの板に使われている靴を取り付けるストラップにしっかりと足首と足を固定すれば、人がそのまま乗り浮遊可能となる。

冒頭に出てきたサッカーの決勝戦では、地上約9メートルの高さでピッチを舞い、見事に審判のいる場所までコントロールできていた。Alexandru氏は「Omni hoverboard」について“人が立つことができ、足でコントロール可能なマシンで安定的な走行ができることを見せたい。”と語っている通り、コントロールも自由自在のホバーボートであることが分かる。

そして人を乗せて飛行できるのは、たくさんのリチウムポリマー電池のおかげとのこと。

一時はギネス記録を更新

すでに記録は更新されてしまったが、「Omni hoverboard」は一時“ホバーボートの最長飛行記録”のギネス記録を持っていた。当時記録を達成するためには50メートルの飛行距離が必要とされていたが、彼が作成したプロトタイプは50メートルを大幅に越える275.9メートルを記録したのだ。そして記録達成後も、彼の開発は止まらず、更なる改良を重ねているという。

ちなみに現在の最長飛行記録は、フランスのFranky Zapata氏による2,252.4mだといわれている。

ホバーボートに夢中になるAlexandru氏とは

「Omni hoverboard」を開発したAlexandru氏は、幼いころ家族でルーマニアからカナダ・モントリオールに移住してきたという。そして電気技師である父親の影響を受け育ち、若くしてソフトウエアエンジニアとして活躍した。彼がデザインした3Dイメージング技術は、アメリカ・ニューヨークにあるメトロポリタンオペラハウスにも使われているという。

しかし、近年彼の興味はもっぱら「Omni hoverboard」だ。彼が立ち上げた会社「Omni hoverboard」社もまた、彼のホバーボートに魅せられた人々で構成されている。

・ ・ ・

テクノロジーの進化により、ホバーボートはより安定した飛行を実現してきている。海や川ではなく多くの人々がいるピッチで披露されたことからもわかる通り、その安全性が確かなものとなっているのかもしれない。

人類が描き続けてきた空を飛ぶ夢も、着実に現実のものに近づいていくようだ。

Omni hoverboead
Courtesy of Omni hoverboard Inc.

FEATURED

RECOMMEND

YOU MAY ALSO LIKE...