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神秘的な輝きを閉じ込めたガラスの彫刻「Jack Storms」

2014年に公開されたマーベル映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。この作品内に登場した、この世のものとは思えないほどの輝きを放つガラスの彫刻は、アメリカのアーティスト、Jack Storms氏による作品である。

熱を使わずひたすら研磨

まばゆいばかりに美しい幻想的な彫刻作品を次々に発表するJack Storms氏。彼の作品は、3種類のガラス素材が組み合わさってできているという。他のガラス製品やアート作品が熱を使って形が作られるのに対して、彼は一切の熱を加えずに作品を仕上げているとのこと。とにかく研磨に研磨を重ねて、それぞれを組み立てる工程を繰り返し、あの輝きは出来上がっていくのだ。カットや研磨が繰り返される回数は、何と数百回にも及ぶという。

作品の製作にかかる時間は、熱を利用して作る工程に比べてはるかに長くかかってしまうが、「華麗な作品には多くの時間をかけるべきだ」と彼は語る。ちなみに一つの作品が完成するまでにかかる期間は、約6~24週間とのこと。

また特定の波長の光を反射し透過させる独自の設計により、キラキラと何色にも輝く幻想的な輝きを持った作品が生まれているのだ。長い時間をかけ素材を削り、幾何学を駆使して製作された作品たちはどれも、思わず息をのむほどの美しさがある。

作品のカタチはバットや卵にもなる

Jack Storms氏が生み出す作品はキューブ型だけではなく、卵型やシャンパンやワインボトル型まで様々である。

彼の作品は他にも、ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーター選手の3,000本安打を記念して、3,000枚のガラスから作られた実物大サイズのクリスタルバットや、アメリカ・カリフォルニアにあるFirehouse Arts Centerには8,000枚のガラスからなる作品が飾られているという。

市や映画製作会社より委託を受けて、作品を製作することも多いJack Storms氏。彼らが大切な場所に飾ったり、大切な人への贈り物に彼の作品を選んでいるという事実は、一つ一つ丹念に仕上げられた彼の作品に対する人々の高い評価を物語っているだろう。

Jack Storms氏の意外な素顔

何度も同じ工程を繰り返すのには、かなりの忍耐がいるだろう。そのため、Jack Storms氏はストイックな人物なのかと思いきや、一日中ジョークを飛ばして、まるで小学6年生のような人物だという。

また彼は彫刻が大好きなので、ある意味彼は一日中仕事をしていないかのよう、とのこと。彼の作品は彫刻への熱い情熱が詰まっているといえるだろう。

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作った本人も時を忘れて眺めてしまうほど美しい作品たち。これらは、昼間降り注ぐ太陽光で、さらに輝きを増すという。CGではなく、人の手で丹念に作られた輝きは、多くの人を魅了し続けている。

bouncy編集部
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