bouncy
ABOUT US
Culture

IT×漁業が起こしたイノベーション 東日本大震災から8年後の石巻が目指す未来とは

Sponsored
Indeed Japan

東日本から8年たった2019年3月。カキやホタテ、銀鮭やワカメなどさまざまな水産業が盛んな漁業の町・宮城県石巻に変化が起きている。

3月3日には、石巻市の雄勝地区に漁師のシェアハウス「TRITON OGATSU」の開所式が行われた。県外から漁師を目指して移住してきた2名の男性が入居予定。地域住民が集まり、手厚い歓迎でもてなされた。

このシェアハウスは「TRITON PROJECT」というプロジェクトの一貫。震災で激減した漁師を増やし、地元の水産業を活性化することが目的とし、宮城県漁協や行政、民間企業が連携し、さまざまな活動を行っている。

プロジェクトを牽引しているのは、一般社団法人「FISHERMAN JAPAN」。
地元の若手漁師とIT企業ヤフーをはじめ、クリエイターやプロボノなどが異業種のメンバーが一丸となった組織だ。

©FISHERMAN JAPAN

地元漁師とITが震災をきっかけにして出会い、水産業を活性化をミッションのもとクリエイターや地域住民、さらには行政をも巻き込み、精力的に活動をしている。

漁師とITは、東日本大震災をきっかけに出会った

漁師や魚屋さんにまぎれて活動する長谷川琢也さん。大手IT企業ヤフーの社員とFISHERMAN JAPANで事務局長という二足のわらじを履いている。

もともと石巻に縁もゆかりもなく、漁師にいたっては「とっつきにくい昔ながらの怖い人」と苦手意識をもっていたという長谷川さん。8年前、東日本大震災のにまつわるボランティア活動をきっかけに石巻の漁師と知り合い、意気投合した。

石巻にヤフーの拠点「ヤフー石巻ベース」を設置し、ITと漁師が共創する新しい価値を模索してきた。

その活動は、漁師たちの販路を広げるECサービスに始まり、漁師とともに漁業を創るファンを募る会員制ファンクラブ「CLUB MERMAN」、漁師が直接がモーニングコールをしてくれる「FISHERMAN CALL」、さらには就職フェアなどオフラインイベントや石巻から食材を直送する東京の飲食店「魚谷屋」など多岐にわたる。

シェアハウスの開所式の場で、長谷川さんに話を聞くことができた。

ーー長谷川さんにとって漁師はどんな存在?

長谷川:自然と一緒に働く漁師は「狩猟」そのもの。だからこそカッコいいと思いますし、人間の本質をわかってる人ですね。

ーーITで漁業をの現状をどうしたいと思った?

長谷川:現状を全部をぶっこわそうという気はなくて、今や当たり前になっているインターネットで消費者とコミュニケーションをとったり、自分たちの活動を発信することに取り組んでいます。

そのために、私はITですが、他にもクリエイターや地域住民へのコネクションを持つ行政など、さまざまなスキルを持ったメンバーで共創しています。共創することで、より効果的でワクワクするような発信が期待できるからです。

漁師という生産者だからこそ、時代にあった働き方、生き方、食のあり方を発信することはすごく大切だし、やるべきことだと思います。

FISHERMAN JAPAN 代表理事で、ワカメ漁師の阿部勝太さんは、やってみて気づいたITの「つなぐ力」に驚いたという。

ーーIT企業と連携することへの抵抗はなかった?

阿部:漁師とITが連携することは、最初はピンときてなかったです。

でも、現場の漁師は人の力がほしい、人を育てていきたいという思いがあっても何をしていいかわからなかったんですよ。

だから、伝えないと伝わらないですし、発信しないことには始まらない、ということで活動を始めました。

ーーECをはじめ、ITを活用してきて感じたことは?

阿部:「誰が見るんだろう?」と疑問だったのですが、実際に初めて見ると、検索して問合せをしてくれる人がいる。「思ったより世の中は見てくれている」と実感しました。

ECも突き詰めれば消費者と生産者をつなげること。だから、見えないところ、普段だったらつながらないところをつなげるのがITだと感じました。

漁業×ITが成し遂げたこと

3年前にFISHERMAN JAPANの紹介でカキ漁師として働き始めた大野立貴さん。

以前は料理人としてホテルに勤めていたが、食材に興味を持ったことがきっかけで漁師に興味を持ったという。

石巻に移住し、「TRITON PROJECT」のシェアハウスに住み、漁師としてのキャリアをスタートして丸3年。今では宮城県で出会った女性と結婚し、子供をもうけ、自分の船を購入し、漁師としての人生を着実に進めている。

「仕事は大変だがやりがいはがある」3年前より一回り大きくなった身体を揺らしてはにかんでいた。

©FISHERMAN JAPAN

漁師とITをかけあわせた新しい仕事は、漁師と世界の接点を拡張し、人の生き方をリフレームしていく。

bouncyも新しい仕事を募集!

bouncyでは、動画にまつわる新しい仕事「動画ライター」を募集しています。
動画ライターは、ライターが記事をかくような感性で動画を作るこれまでにない動画ライターの形です。

今回、動画ライターになって、アメリカの最先端テック企業を取材していただける方を募集しています。
みなさんも、動画ライターになって新しい仕事を体験してみませんか?

応募サイト:Indeed
応募方法:「バウンシー 動画ライター」で検索すると動画ライターの求人がヒットします
募集期間:2019/4/12まで
選考:書類および面接を随時行います

FISHERMAN JAPAN

Kai Suzuki
アートが好きです。伝統工芸はもっと好きです。
渋谷の街で誇りを持って遊んでいます。

無料メールマガジン配信中

最新情報をもれなくキャッチ!

登録はこちら

PICK UP