bouncy
ABOUT US
Social Good
短くなった鉛筆を捨てずに植物として育てる「Sprout World」

短くなった鉛筆を植木鉢に植えると、ハーブや花、野菜が育つ?そんなユニークな鉛筆「Sprout World」が、デンマークの企業により開発された。

今まで、もったいないと思いながらも短くなったら捨てるしかなかった鉛筆。「Sprout World」のアイデアは、そんな「もったいない」を考えさせてくれるアイデアだ。

世界中で販売されているエコな鉛筆

現在60か国以上で月に450.000本以上販売されている「Sprout World」。使い終わって短くなった鉛筆を土に刺して、水を与えると植物が芽吹く、エコな鉛筆である。育て方は、通常の植木鉢で種を育てるのと同じ。植木鉢を日の当たる場所に置き、水を与えるのみ。特別な手入れは不要だ。植物の種類が書かれた鉛筆本体は、そのままオシャレなガーデンピックにもなる。

鉛筆から植物が芽吹く理由は、通常消しゴムが付いている鉛筆のお尻に特別な種が入った水溶性カプセルが付いているからだ。鉛筆のお尻をしっかりと土に埋め込み、水を与えると水溶性カプセルが溶け、24時間以内に種が出てくる仕組みとなっている。

選べる15種類の植物

「Sprout World」で育てることができる植物は全部で15種類。慎重に選び抜かれた種は、1~3週間以内に発芽し、育った植物はどれも食べることができるという。それらほとんどは、屋内屋外問わず好きな場所で栽培できるとのこと。

最も早く発芽が期待できるのは、ミニトマトやバジルで8~20日以内。そして最も遅いのはミントやセージで20~28日かかるという。

「Sprout World」には確実に発芽するために、1本あたりに5~12個の種が入れられている。そして、購入から1年以内に植木鉢に植えることが推奨されている。

子どもにも安心な素材でできている

すべて天然素材でできており、3歳以上の子どもが安心して使うことができる「Sprout World」。入っている種もすべてNon-GMO(非遺伝子組み換え)で、鉛筆の芯も、無鉛で100パーセント無害であるという。鉛筆を噛むくせがある人が万が一「Sprout World」を噛んでも、害にはならないとのこと。もしかしたら、鉛筆の噛みグセを治す良いキッカケになるかもしれない。

また「Sprout World」には、色鉛筆タイプも用意されており幅広い用途が期待できる。

斬新なアイディアはどこからきたのか

モノを極力捨てない生活。そんな理想を実現してくれる「Sprout World」のアイディアは、アメリカ・ボストンにあるマサチューセッツ工科大学(MIT)の3人の若者からきている。全員ロボット工学のエンジニアだったが、デザインコースでのプロジェクト内で「Sprout World」のアイディアを思いついたという。

そして、このアイディアをクラウドファンディングサイトkickstarterに載せた結果、現在「Sprout World」を販売している「Sprout」のCEOであるMichael Stausholm氏の目に留まり、彼と3人の学生はエコな鉛筆を販売する契約を交わしたのだ。

・ ・ ・

使い捨てが当たり前の時代に登場した「Sprout World」は、最後までモノを使い切る喜びを与えてくれるだろう。そして、当たり前になりすぎたモノを捨てる行為に、ちょっとだけSTOPをかけてくれる存在になるはずだ。

Sprout pencil
Courtesy of Sprout World

bouncy編集部
未来を感じるテクノロジーやプロダクト、世の中を良くするためのアイデア。クリエイティビティあふれるカルチャーなど、国内外の「Wow!」な話題を動画でお届け。

FEATURED

RECOMMEND

YOU MAY ALSO LIKE...