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イギリスで始まった自動運転車での配送実験「CargoPod」

多くのメーカーが開発に乗り出し、未来の交通には欠かせない技術となりそうな自動車の自動運転技術。その実用化に向けて、2017年6月からイギリス・ロンドンで自動運転を使った配送サービスの実験が開始されている。

自律走行型車両で食料品をお届け

ロンドンで行われているのは、ドライバーレスで行う、初の自動運転車による食料品の配送サービスの実験である。世界最大級のオンラインオンリーのスーパーマーケットである「Ocado Technology」と提携し、100人以上の顧客に対して配送サービスを行うのだ。実験に使用されているのは、Oxbotica社が開発をした「CargoPod」である。

「CargoPod」は、独自に開発された自律走行ソフトウェア「Selenium」を搭載しており、車両の周辺に搭載されたカメラとセンサーにより、“ここはどこか”、“周囲に何があるか”、“次はどこに行くのか”を知ることが可能だという。

この「Selenium」は、リアルタイムで正確なナビゲーション、プランニング、認識を行うことができる最新の自立走行ソフトウェアである。センサーとアルゴリズムを使用して、歩行者、車、およびその他の周囲にある障害物を感知することが可能。目的地までの安全で最適なルートを計算する仕組み。

また、二酸化炭素を排出することないゼロエミッションで、低騒音輸送システムが搭載された自動運転車である。このソフトウェアを使用することにより、渋滞を減らし、輸送をより安全にするという狙いがある。

人々の反応は・・・?

実際に食料品を「CargoPod」により配送された人は、ほとんどの人が自動運転のテクノロジーを初めて目の当りにし、喜んでいたという。得られたフィードバックは、圧倒的にポジティヴなものが多かったのだ。ちなみに、「CargoPod」は、一度に128キロもの荷物を運ぶことができたとのこと。

この実験は、「CargoPod」の精度を確固たるものにすると共に、人々にドライバーレス配送車両への認識と理解を深めてもらいたいという狙いがある。話を聞くだけではなく、実際に自分が注文した品を自動運転車である「CargoPod」に配送してもらうことにより、人々の自律走行技術への信頼を高めることも期待できるだろう。

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「CargoPod」を開発したOxbotica社は、自律型車両の開発における世界的リーダーである。「CargoPod」の他にも、様々な自動運転車の開発を手掛けており、今回の実験により世界のさらなる注目を集めることとなった。

今回の実験は、アプリから注文するだけで玄関先まで「CargoPod」が注文の品を届けてくれるというものだった。人々の生活に密接な関係がある、食料品とアプリが使われていることで、より多くの人がこの実験を通じて自動運転車を身近に感じることができたのではないだろうか。

“もう少し未来の話”と思っていた自動運転車も、以外と早く生活の中に溶け込んでくるのかもしれない。

CargoPod
Courtesy of Oxbotica

bouncy編集部
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