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クリエイティブの学校「BAPA」が「BAR」に進化?「BAPA BAR」イベントレポート

世界を舞台に活躍するインタラクティブ・クリエイティブ・カンパニー「バスキュール」と、クリエイティブ・ラボ「PARTY」。彼らが、世界に通じる次世代クリエーターの養成を目的として、2013年に設立したクリエイティブの学校が「BAPA」だ。

昨年9月に3期目を終え、合計109名の卒業生を輩出した「BAPA」が、この度、新たな展開を試みるという。その名も「BAPA BAR」。7月21日、渋谷の一角で文字通り「BAR」としてのプレオープン営業を実施した「BAPA BAR」の様子をレポートしよう。

「クリエーター」を繋げる仕掛け

「BAPA BAR」の会場となったのは、「PARTY」のファウンダー中村洋基氏がオーナーを務める渋谷の「TINTO COFFEE」。カフェ営業を終えた夜の時間を利用し、BARの準備が進められた。

「BAPA」が運営するだけあり、クリエイティブな仕掛けも用意された。来店者は、事前に専用サイトで自分のプロフィールや作品のURLを登録する。そして、来店時にエントランスでスマホでチェックインすると、その人の作品が、カウンターに設けられたプロジェクターで壁に映し出される仕組みだ。

これは、初対面のクリエーター同士でも、作品を通じて自然とコミュニケーションが生まれるようにと、「BAPA」の卒業生が独自にプログラミングし、作り上げたものだという。

「BAPA」が「BAR」を作るワケとは?

この「BAPA BAR」の責任者の一人である、「バスキュール」のクリエイティブ・ディレクター、馬場鑑平氏。アートとテクノロジーを組み合わせ、新しいクリエーターを育成することを目的で運営されてきた「BAPA」が、「BAR」として生まれ変わった経緯などを伺った。

「バスキュール」クリエイティブ・ディレクター馬場鑑平氏

―― まず「BAPA BAR」の母体となる「BAPA」とはどういった組織なのですか?

馬場:「バスキュール」と「PARTY」、どちらもインタラクティブなクリエイティブを得意とする会社が一緒に作った学校です。アートやデザイン、テクノロジーの要素をかけあわせて、新しいクリエーターを育てたいと思って設立しました。

―― 今回「学校」から「BAR」という形態に転換した理由は?

馬場:3期目を終えて、既に100人以上の卒業生が生まれました。飲み会などで彼らと話すなかで、「BAPA」に参加して良かったこととして、様々な作品作りに取り組めたことはもちろんなのですが、普段の生活や仕事では接点のない、たくさんのクリエーターと出会えたこと、と答える人が多かったんですね。

「BAPA」では、「クリエーターを育てる」ということをやっていたつもりなのですが、同時に「人と人を繋げる」ということもやっていたんだなと気づきました。なので次は「人と人を繋げる場作り」というテーマに取り組んだら面白いんじゃないかと思って、今回の「BAPA BAR」に繋がりました。

―― 「BAR」という形態を選んだのは?

馬場:お酒が入ったほうが話しやすいだろうという理由もあるのですが、講義のあとに「BAPA BAR」という懇親会みたいものを不定期にやっていて、名前はそこから来ていますね。

―― チェックインすると自分の作品が投影されるインタラクティブな仕組みが用意されていますね。

馬場:「BAPA」としてはやはりデザインとテクノロジーという要素を盛り込みたいと思ったことと、コンセプトとして「シャイなクリエーター同士が繋がれる仕組み」ということを考えていました。

クリエーターって、僕も含めて知らない人と話すのが苦手な人が多いんですよね。イベントに行っても知り合いとしか話さないというようなこともある。でもこの場においては、「人と人が繋がる」ことが目的であって、それをデザインする仕組みとして用意しました。

―― この「BAPA BAR」という場においてどんなことが起きることを期待していますか?

馬場:この場で出会ったクリエーター同士の繋がりをきっかけに、新しい作品作りや、コラボレーションに繋がるといいですね。今日はプレオープンなのですが、次回以降、改善していきながら、継続的に続けられるような場にしていきたいですね。

クリエイティブの連鎖は続く

夜が深まるにつれて、徐々に参加者が増えていく店内。誰かがチェックインする度に、プロジェクターから映し出される様々なクリエイティブを肴に、コミュニケーションの輪はあちこちで盛り上がりを見せていた。

「BAPA」が「BAR」として生まれ変わっても、「クリエイティブ」という軸で繋がった人々の熱量は、これからも新しい何かを生み出す可能性に満ちていた。

BAPA BAR
※不定期開催。開催の場合は上記サイトにてお知らせいたします。

bouncy編集部
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