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「塩水」だけで発電するエコなランタン「Hydra-Light」

キャンプやバーベキューなど、アウトドアには必須のアイテムである「ランタン」。燃料としては、ガスやガソリン、灯油やアルコール、電池などが定番だが、持ち歩く際には荷物になったり、万が一燃料が漏れ出したりすると危険も伴う。

そんな問題を解決してくれるのが、アメリカの企業が開発したランタン、「Hydra-Light」だ。「塩」と「水」だけで発電が可能だというこのプロダクト。一体どのような仕組みなのだろうか?

膨大な量の廃棄電池

プロダクトを開発した「Hydra Light」社によれば、アメリカでは毎年30億以上、18万トンの電池が捨てられているという。その多くはアルカリ電池であり、驚くべきことに、それを全部繋げると地球を6周するほどの量とのこと。

このことに危機感を感じた彼らが開発したのが、「塩」と「水」だけで発電ができるランタン「Hydra-Light」である。電池や液体燃料を使う必要がないので環境にも優しく、水と塩はどこでも手に入るため、余計な荷物にもならない。

発電する仕組みは?

「Hydra-Light」の使い方はシンプルだ。「塩水」をボトルに入れ、電極をセット。それを本体のランタンに差し込めはOK。LEDの光で優しく周囲を照らしてくれる。「塩水」は自分で作っても良いし、「海水」でも代用できるとのことだ。

この不思議な仕組み、実は「乾電池」と同じ原理だ。塩水が電解液となり、「PowerRod」と呼ばれる電極の間で反応が起きて電流が発生し、電力を生む。なので「PowerRod」は利用する度に小さくなるが、1個の「PowerRod」で約250時間、単3形電池で85本分の発電能力があるという。「PowerRod」を取り替えれば、何度でも利用が可能だ。

「Hydra-Light」は周囲を照らすだけではなく、USBでスマホなどの充電も可能。これは、灯油やガソリン、ガスなどの燃料ではできないだろう。緊急時のバッテリー切れなどに役立ちはずだ。

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豊かな自然に触れることができるアウトドア。しかし、遊んだ後に無駄なゴミが発生したり、遊ぶために自然環境を壊してしまっては本末転倒だろう。自然を愛すればこそ、エコフレンドリーな製品を使いたいはず。「水」と「塩」だけで発電する「Hydra-Light」は、そんな人々に愛されそうなプロダクトだ。

Hydra-Light lanterns
Courtesy of Hydra-Light

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