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「移動」して「変形」する住宅のコンセプト「Ten Fold Engineering」

人々が「住宅」に求めるものはなんだろうか?頑丈な造り、使われている素材の安全性、建造物全体のデザイン…?しかし、私たちは住宅に対して先入観を持っているのではないだろうか。

例えば、「住宅」が「移動」したり、「変形」したりするニーズがあるのではないだろうか?

そんな潜在的な可能性を探るのが、イギリスの「Ten Fold」社だ。彼らは、住宅が自在に変更したり、時には住宅自体が移動するようなユニークな建築コンセプト「Ten Fold Engineering」を発表している。

ボタン一つで全て完了

「Ten Fold」社が提供するのは、用途に合わせてできる建築である。みるみる内にできあがっていく一戸建てや、「橋」へと自己展開することができる車両、トラックの荷台に乗せて運ぶことができる移動スーパーマーケットなどなど、種類は様々だ。それら全てが、移動が可能であり、可動式、スピーディーで簡単、そして強風にも負けない頑丈な造りだという。

ボタン一つで完了し、人の手をわずらわせることなく道具も不要で全て自動展開、そして展開するまでに長い時間を要さないのが特長だ。

「これって本物?」と疑いたくなるほど、ユニークなアイディアばかりであるが、HPでは実際に実現に向けたプロダクトの開発風景が動画で公開されている。

快適設計で様々な用途に大活躍

持ち運べる建築は、どのようなシーンに活躍するのだろうか。

まず「Ten Fold Engineering」は持ち運びができるため 、好きな場所に運ぶことができる。小さなスペースで持ち運び、目的地で大きく展開し、たくさんの独立した部屋を持つことができる。そのため目的や用途によって様々な使い方ができるのだ。

例えば、オフィス、ショップ、展示室、レストラン、ワークショップ、クリニック、学校、などに使うことができる。他にも、スペースの利用方法はユーザーのニーズにより広がるだろう。繰り返し使うことでき、しっかりとした造りで内装も持ち運ばれてきたものとは想像がつかないほど立派な「Ten Fold Engineering」。床のレイアウトも可能で、イメージに合った床を選び、快適に過ごすことができるだろう。

断熱パネルが、全ての壁・屋根・床に使われているため、断熱効果があり快適に室内で過ごすことができそうだ。また「Ten Fold Engineering」は、極端に寒い・暑い気候にも耐えうるという。積雪にも強く、熱にも強いため、どんな気候の地域でも活躍してくれるだろう。

そして、使用後はまた折りたたまれ、小さく収納されて次回の使用に備えるのだ。

安価に建てて気軽に移動

建造物は一度建ててしまうと、こから離れられず、さらに建てること自体に相当なコストが発生していたが、「Ten Fold Engineering」なら場所を選ばず建造物ごと移動可能。そしてサイズや仕様により異なるが、コスト面でも従来の建造物に比べ大幅に削減できることが期待される。また、使用しているパネルを交換することで、常に新しくキレイに生まれ変わり、長く使うことができるという。

現在「Ten Fold Engineering」は、ヨーロッパ用の図面は完成しており、アメリカ用の建築コードに変換中だという。アメリカ・欧州を皮きりに、2018年末までにほとんどの地域での配送が可能となるよう、製造業者を探しているところとのこと。

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これまでの「住居」の概念を覆す「Ten Fold Engineering」。「住居」が、デザインや機能面だけでなく、「移動性」や、「可動性」を持ったとき、「住む」というライフスタイルは、どのように変化していくのだろうか…?

bouncy編集部
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