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「匂い」が出るVRデバイスを量産化「VAQSO VR 発表会」レポート

匂いが出るVRデバイス「VAQSO VR」を開発中の米国発のベンチャー企業「VAQSO」は、6月22日に記者会見を開き、資金調達及び今後の事業の展望を発表した。

注目を集める 「匂い」のVRデバイス

昨今、「視覚」「聴覚」をよりリアルに表現したVRのコンテンツが次々に登場し、注目を集めている。2025年には8兆円規模になるとも言われているVRで、開発者たちが次に注目するのは「嗅覚」。映像とシンクロさせることでよりリアルにバーチャル体験をすることができる。そして、そのフロントランナーの一つが「VAQSO VR」だ。

(C)VAQSO

「VAQSO VR」は、ゴーグルに取り付けて映像と連動させることで「匂い」を発生させることができるVRデバイス。PlayStation VRやHTC Vive、Oculus Rift など市販のヘッドセットに装着ができ、小型でワイヤレスという実用に適した仕様が特徴だ。

チキンの香りから銃の硝煙の匂い、さらには女性の香りなど、様々な表現が可能。2017年1月にプロトタイプ版が発表され、世界20カ国、500のメディアが報じるなど、世界から注目をされてきた。

目の前の女性の匂いが体感できる

この日は、同社がコラボーレーションしている映像制作会社「AOI Pro.」と制作中のコンテンツ「WONDERFUL WORLD – VR Private Tour™」の体験会も行われた。

360°映像で女性と一緒に歩き進むとその場所ごとの匂いが出る仕掛けで、海の潮の匂いや女性のシャンプーの匂いなどを忠実に再現。匂いは鼻のまわり半径10センチ程度にしか広がらず、なおかつ場面によって瞬時に切り替わる。匂いが加わることでより臨場感が加わるコンテンツが登場した。

(C)AOI Pro.

VRコンテンツの受託を開始

「VAQSO」CEO 川口健太郎氏は資金調達によって現在のプロトタイプを一般ユーザー向けにアップデートした上で量産することを発表。発売時期は2018年冬を予定している。
そして、この日「匂いVR制作(仮)」を発表。食品メーカーやSF映画のプロモーションや、災害時用の訓練シミュレーションなどを想定し、映像制作会社や広告代理店と共にコンテンツの協業するサービスを開始した。

会見で川口氏は「今回の資金調達を機に事業を垂直立ち上げし、VR業界のユニコーンになりたい」と熱く語った。急速にリアルに近づくVR空間でどんな体験が待っているのだろうか。

VAQSO VR
Courtesy of VAQSO

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