無人コンビニ「600」は、外見からは想像がつかないほど、最先端なユーザー体験を提供してくれるサービスだ。
特徴は、まずは「キャッシュレスなこと」。クレジットカード決済で購入できるため、お金を入れたり、あるいは間違った金額を払ってしまったりすることがない。
そして、このクレジットカード決済の機能を、同時に「鍵」としても活用している。
つまりユーザー体験としては、
1.クレジットカードを通し、ドアを開ける
2.中のものを取り出す
3.ドアを閉めると、自動的に決済される
という流れになっているのだ。
中の何が取り出されたのか、どう知ることができるのか? 答えは商品に取り付けられたタグにある。
このタグを、ボックス内のアンテナが常に監視しているため、なにがなくなったか、すぐに分かる仕組みだ。
「600」のユーザーがLINE@とSlackを通して友達になることで、直接欲しいものをリクエストできる仕組みが用意されている。 そのため、お菓子、お弁当、飲料から文房具、日用品まで、100社100通りの品揃えを用意してくれる。
オフィスの人たちの要望を聞いたり、売れ筋の商品を分析した上で入れ替えてくれるので、時間が経てば経つほど、「好きなものばかりが入っている」無人コンビニに成長してくれる。
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最近はオフィスに無人コンビニや無人キオスクが置かれているケースが増えているが、ここまでテクノロジーを取り入れたものはなかなかないのではないだろうか。社員に最先端を体験させたい会社は、導入を検討してみても良いかもしれない。
オフィス向け無人コンビニ600
600 Inc.