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一人乗り電動飛行機が実現間近?「Kitty Hawk」

2017年中の実現を目指し、開発が続けられている一人乗り電動飛行機「Kitty Hawk」。4月に行われたプロトタイプのテスト飛行の様子は、まるでジブリ映画に出てくる乗り物を彷彿させ、SNSでも話題になった。

誰もが自分の飛行機に乗ることができたら、新しい世界が開かれるはず…。そのような考えのもとで「Kitty Hawk」を開発しているのは、過去にGoogleの自動運転車プロジェクトに携わった経験のあるSebastian Thrun氏が立ち上げたスタートアップである。同社は、Googleの共同創業者のLarry Page氏からの出資を受け、日々開発に余念がない。

免許不要で簡単に操縦可能

「Kitty Hawk」は水の上を飛ぶために設計された、全く新しい電動飛行機である。免許取得の必要はなく、誰でも数分で飛行をマスターすることができるという。

開発チームが心掛けたのは、“飛行が簡単にでき、誰でもアクセスできる個人用航空機であること”。そのため、シンプルな操縦方法と高度な技術を駆使し、安全に数分で飛び立つ仕組みを実現している。コントローラーはスティックタイプで、直感的に操縦できる仕組みだ。

さらに、100パーセント電動で垂直離発着できることを目標にし、コンパクトでガレージにすっぽり入るサイズの機体を想定しているという。飛行機というと大がかりなイメージがあるが、「Kitty Hawk」は、もっと気軽に個人が空の移動を楽しむことができるモビリティなのだ。

水上バイクに翼がはえる?

「Kitty Hawk」の見た目は、水上バイクから翼が生えたような感じだ。その翼の下に多数のプロペラを搭載することで自在に飛行できる仕組みになっている。また、超軽量化を実現し、米連邦航空局(FAA)の法的基準を満たしている。

テスト飛行を終え、彼らは「見てお分かりの通り、エッジの周りはやや粗いが、デザインの完成形に近い形をお見せすることができて、とても興奮している。」と話した。

飛行体験した人の声

自転車でも車でもなく、飛行機なのに誰でも簡単に操縦できるというのは本当だろうか?にわかに信じがたいが、全くの初心者が「Kitty Hawk」で飛行体験したときの様子をご紹介したい。

ある女性は、最初「とっても不安」と話したが、飛行後には「最高に素晴らしかった。キレイな場所を飛行し、全てが美しかった」と語った。さらに、こんなことも語ったのだ。「飛行中は、重力を全く感じなかった」

この感想を聞く限り、「Kitty Hawk」は運転の難易度も低く、とても快適に飛行体験が楽しめる乗り物ようだ。

実現化が徐々に現実味を帯びてきた「Kitty Hawk」だが、忘れないでほしいのは、あくまで「水の上」を飛行できるという点だ。陸地、すなわち街中を飛行できるわけではないので注意したい。

進化し続ける「移動手段」

飛行機やヘリコプターに乗った経験がある人でも、直接肌で飛行中の空気を感じたことはないだろう。重力をも感じない世界は、一体どんな解放感を私たちにもたらしてくれるのだろうか。

現在のところ、「Kitty Hawk」はアメリカ以外の国への出荷は予定されていないという。我が国においても、自家用飛行機が気軽に持てる時代の到来を期待したい。

Kitty Hawk
Courtesy of Kitty Hawk

bouncy編集部
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