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居間が縁側に!? 直径5mの空間が回転する水戸市の古民家「T家の転回」

バウハウス大学大学院に在学中のアーティスト持田敦子氏が、10年以上放置されていた木造家屋を改築し、L字の家屋の中心に直径5mの回転装置を入れた巨大な作品「T家の回転」。鑑賞者は能動的に家を動かすパフォーマーにもなれてしまう。

淀んだ空気をかき回し、新たな機能と空間をつくりだす

主要なテーマは「血縁関係とその変化をもとにしたアイデンティティーについての問題」「建築と人の重層的な関わり」「開かれた場所/閉じられた場所への介入」。

木造の建築物の構造で、部材と部材を切り離すことを「縁を切る」というようで、 家の構造を支えた上で、入り組んだ縁を解き、切り離す。

そしてそれを他者(パブリック)が押すことで、家はきしみながらも回転をはじめ、淀んだ空気をかき回し、新たな機能と空間をつくりだす。そんな役割を回転装置が担っている、まさにテーマ通りの仕組みだ。

公開されていることもあるよう

茨城県水戸市の民家を使用したサイトスペシフィック作品「T家の転回」は、期間限定で公開されていることもあるようだ。鑑賞したい人は、持田氏の公式ウェブサイトにて最新情報をチェックしてほしい。

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「生命体として成長していくような有機的プロセスを持っており、現在は老いて崩れかかっている」。そんな観点から、家をひとつの肉体として捉えているようだ。

T家の回転
Mochida Atsuko. Original video by Kousuke Shige (ogopogo film)

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