bouncy
ABOUT US
Culture

夜の街でボーダレスなコミュニケーションを体験!? 手話キャバクラとは?

東京上野にある「手話ラウンジ きみのて」。

店内に入ると、パッと見は、華やかなドレスを着た女性と男性たちが会話するキャバクラ。

でも、不思議なことがひとつ。普通のキャバクラにくらべ、店内がしーんと静か……。

会話している声が聞こえないのだ。

実はこのお店、手話でのコミュニケーションをコンセプトにした日本で最初のキャバクラ。接客するのは、耳が聞こえないろう者の女性や、難聴の女性。そして、手話ができる健聴者の女性たち。

手話キャバクラで働く女性たち

彼女たちは、耳が聞こえないお客には手話で会話し、健聴者のお客には、かんたんな手話や筆談で会話している。

 

キャストのひとり、りょうさんは生まれた時から耳がほとんど聴こえない。

ーーなぜ、このお店で働こうと思ったのですか?

りょう:もともと、お客さんを笑わせるのが好きだったのと、色々な人と出会って、話をしてみたいと思ったからです。

ーー普段、お客さんとはどんな話をするんですか?

りょう:映画の話や恋愛の話とかもしますし、耳が聞こえない人の性生活の話とかもします。耳が聞こえないことを聞いたらダメと、思わないで欲しいです。

 

それに対し、キャストのひとみさんは手話も口話も話せる健聴者。もともと両親が、耳が聴こえないので手話を覚えたという。

ーーこのお店で働いてみて、いかがですか?

ひとみ:自分の中では、ろうのお客さんと接することで両親の気持ちがわかったり発見があります。逆に、両親が健聴者というろう者のお客さんもいて、自分とは逆なので、お互い気持ちがわかったり。

ボーダレスなコミュニケーションで広がる世界?

健聴者もろう者も関係ないボーダレスなコミュニケーションが体験できるというこのお店。来店していた健聴者のお客の人からも話が聞けた。

ーー来店した理由は?

健聴者:興味本位というのが、正直なところです。

ーー接客を受けてみた感想は?

健聴者:最初は少し気を遣っちゃう部分もあったんですけど、接していると、逆に遠慮したら失礼なんだろうなと思うようになりました。壁がなくなっていくというか。『どこか敬わなきゃいけない』と思っていた自分の考えが改まりました

最後に、キャストのりょうさんに、お店の魅力を聞いてみた。

りょう:私たち耳が聴こえない人たちも、私たちの話を聞いてくれることは嬉しいし、私も、耳が聴こえる人に、聞きたいことがいっぱいあります。だから、どんどん話していきたいな。

・ ・ ・

耳が聴こえない人も聴こえる人も、ともに自分の世界を広げていた手話キャバクラ。あたなもボーダレスなコミュニケーションを味わってみては?

手話ラウンジ きみのて

【場所】 東京都文京区湯島3-35-9竹ビル2F
【営業時間】火曜日、水曜日、木曜日:20:00~24:00
金曜日、営業土曜日  :20:00~25:00
【システム】1セット60分 (ハウスボトルのウイスキー・焼酎、飲み放題)
男性5,000円 女性4,000円
1セット(60分)以降の延長料金(延長は自動延長)
男性30分2,000円 女性30分1,000円

あなたにオススメ

RECOMMEND

FEATURED

PICK UP

NEW ARTICLES