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脳波のゆらめきを美しく可視化?『データ彫刻』を創り出すメディアアーティスト「Refik Anadol」

ロサンゼルスを拠点に活動するトルコ人メディアアーティストのRefik Anadol氏。最新作となる「Engram : Data Sculpture for Melting Memories」では、脳波のデータセットから映像のパターンを創り出すなど、テクノロジーとアートの融合に挑戦している。

脳活動の変化を可視化

脳波のデータセットを使ったデータ彫刻作品「Engram : Data Sculpture for Melting Memories」は、短期記憶と長期記憶といった脳活動の違いから、幻想的な映像を創り出している。

6メートル×5メートル×3メートルという巨大な4K有機ELディスプレイを使用しており、その映像はまるで、質量を持つ物体のような立体感を表現することに成功している。Refik Anadol氏は作品に使用する特殊なディスプレイを「メディアウォール」と名付けている。

どこにでも設置できるパブリックアート

Refik Anadol氏はほかにも、「メディアウォール」を使ったパブリックアートを手がけている。サンフランシスコの350 Mission Buildingに設置された「Virtual Depictions」もそのひとつで、画面からあふれそうなほどリアルな映像が街を彩った。電源さえあればどこにでも設置できるのが特徴だ。

さらに同氏は、4メートル四方の部屋全体を光で演出した「Infinity Room」や、タブレット操作に対応した「Archive Dreaming」といった作品も公開しており、公式サイトVimeoの公式アカウントから視聴可能だ。

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存在するけど目には見えない脳のゆらめきから、目には見えるけど存在しない映像が生まれるメディアアート。電子化されたデータは、使い方によって人々の心を打つ芸術作品となる。

Refik Anadol
Refik Anadol Studio

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