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ゴッホの「星月夜」を描くロボットアーム「CMIT ReART」とは?

カセサート大学電気工学部の「CMIT ReART」は、触覚技術とロボットの研究所から誕生したプロジェクト。人間の活動をサポートするロボット開発を進める中で、ゴッホの「星月夜」を描くロボットアームを開発し、ロボットが描くアートの大会「RobotArt」でも2位の成績を収めている。

オリジナルアートから名画の再解釈まで

ロボットアームに絵筆を握らせるため、「CMIT ReART」は独自システムを構築。人間の画家の動きを学習させることで、筆圧を含めた動きを再現できるようになるという仕組み。

「星月夜」を描くにあたって、ロボットアームは必要な色を白・赤・黄・黒・緑・青の絵の具を使用し、複数を混ぜ合わせて茶色を作り出すことも可能。また、自分で描いた作品の動きから改良を重ねていくため、単なる模写とは異なる「再解釈」が生まれていく。

なお、「CMIT ReART」のロボットは、スティーブ・ジョブズの肖像画やオリジナル作品なども制作している。「星月夜」の制作にかかる時間は4時間50分で、制作に必要な力加減と位置を示すデータファイルの容量は約3.563GBだという。巨匠が名画を生み出すエネルギーがどれほどだったのかは計り知れないが、数GBでロボットが名画を描くこともできるのだ。

ロボットアートの大会で2位へ

毎年開催されているロボットアートの世界大会「RobotArt」。2017年は世界各地の大学や研究機関から100組以上の応募があり、19組がロボットの描くアートを競い合った。その中で「CMIT ReART」は2位という優秀な成績を収めている。

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絵筆を握るロボットアームが、往年の名画を“コピー”ではなく、“再解釈”できることが示された。ロボットが描くアートを見て、ゴッホは何を思うのだろうか。

CMIT ReART
CMIT ReART

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