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あなたの時間が復興のチカラになる「熊本城組み立て募金」

2016年4月14日に発生した熊本地震からはや1年。地震発生直後は、被害の様子や復興に向けての取り組みなどについて、あらゆるメディアが連日伝えていた。しかし最近では熊本地震についての報道が少ないように感じる。毎日国内外のニュースが次々に舞い込んでくるため、熊本地震に関する内容ばかり伝え続けるのは難しいのかもしれない。

では、メディアが報じなくなることで何が起きるだろうか。被災地などの情報や映像を目にしなくなるため、人々は被害に遭った地域はおおかた復興したのだろう、と思い込んでしまう。経年によって人々の記憶が徐々に薄れていってしまう風化は、災害の復興において最も恐いことの一つといわれている。

富山のダンボールメーカー「サクラパックス株式会社」は、東日本大震災や、熊本地震を機に、このような記憶の風化を防ぐために同社ならではの被災地支援の取り組みを行っている。

ダンボールメーカーとしての試み

東日本大震災への支援などを継続的に実施してきた「サクラパックス株式会社」は、熊本地震に対してもできることがないかを模索していた。そこで着目したのは熊本のシンボルであり、人々の心のよりどころでもある「熊本城」だ。

考案したのは、ダンボール製の熊本城を作ることで、震災を忘れないようにするキットだ。この組立てキットは2000円で販売し、全額が「熊本城組み立て募金」として、熊本城復活のための支援に充てられる。

また、このダンボール熊本城は完成するまでおよそ30分かかるが、この作業時間の間に熊本のことを思い出してもらい、芽生える気持ち少しずつ集めて、熊本城復旧のチカラに変えようという試みである。

ダンボール熊本城は、完成した後もデスクなどに飾り、日々目にすることで、被災地を想うキッカケとなるはずだ。彼らが届けるのは寄付されたお金だけではなく、人々の熊本城を想う気持ちも一緒に届けられるのだ。

六本木ヒルズでのイベント

4月には六本木ヒルズでチャリティーイベント「熊本城 組み建て募金展」を開催した。ダンボール熊本城の販売はもちろんのこと、熊本城の現状を学べる展示や、熊本の名産品争奪の組み建て競争、ダンボールの等身大くまモンと写真撮影など盛りだくさんのイベントが開催された。

2メートルものダンボール熊本城の展示や、組み立て体験コーナーなどもあり、子どもから大人まで熊本城や熊本の魅力を改めて堪能できるイベントとなった。

「忘れないこと」。これも一つの被災地支援の形である。今後20年という長い時間をかけ復旧していく熊本城。この20年の中で、私たちはどれだけの時間や気持ちを熊本や熊本城に寄付することができるだろうか。

熊本城組み立て募金
Courtesy of サクラパックス株式会社

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