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今すぐ利用したい!海外のイケてるコワーキングスペースをまとめてみた

日本だけではなく世界中で年々市場が拡大し、注目が集まるコワーキングスペース。フリーランス(個人事業主)の方だけではなく、営業職の方なども利用したことがあるのではないだろうか。

では、そもそもコワーキングスペースとはどんなサービスなのか。また、海外と日本では提供されるサービスに違いもあるようだ。実際に海外のコワーキングスペースを利用した経験なども元に、その特徴やイケてるポイントをまとめてみた。

コワーキングスペースとは

コワーキング(Coworking)が行われる場所がコワーキングスペースだ。2005年ごろからアメリカのサンフランシスコを中心に始まったワーキングスタイルで、利用者同士がワークスペースを共有し、お互いにコミュニケーションも取りながら働く。最大の特徴は、個室ではなくオープンスペースである点。参加者同士のコミュニティ育成が重視されており、単なる作業場所としてではなく、イベント開催の場としても活用できる。

利用者は、フリーランス(個人事業主)や起業家、企業人など様々。各自が自分の仕事をしながらも、自由にコミュニケーションができるため、情報や知見を共有したり、ビジネスパートナーを見つけることも可能だ。

特にフリーランスにとっては魅力的かもしれない。ある調査では、フリーランスが感じる課題の一つに、「在宅勤務によって生じる孤独感」があげられた。また、組織で働いていないためにスキルアップの機会を自分で作らなくてはならない。こういった課題を解決するためにもコワーキングスペースは魅力的な場所だ。また、職種に限らず、自宅で働くと集中できない方にとってもメリットが大きい。

海外と日本のコワーキングスペース、何が違う?

料金体系に関しては、1カ月単位で数万円、1日利用なら数千円、1時間単位なら数百円~1,000円程度と、海外と日本のコワーキングスペースに大きな違いはない。しかし、設備とコミュニティの醸成意識については、差があると言ってもいいだろう。

海外のコワーキングスペースは、ホテルと一体型、スポーツジムが併設されているなど、非常に個性豊か。共用のキッチンや、ボルダリング、卓球、ヨガができる場所を備えている場所も。場所によっては猫や犬を連れてくることも可能だ。ちなみに、オランダのWeWorkには犬も猫もいる。

日本では、カフェの店員の目を気にしなくていいこと、電源やWi-Fi、プリンターなどの設備が整っていることなどだけをメリットに感じている人が多いのではないだろうか。

海外だと、コミュニケーションが発生するきっかけがコワーキングスペースに散りばめられている。

また、海外ではビジネスパートナーとの出会いの場や、新しいビジネスチャンスを発見する場としてコワーキングスペースを活用する意識が強い。そのため、「コンシェルジュ」「ファシリテイター」と呼ばれるスタッフがおり、利用者同士の仲介をしてくれるケースもある。

コワーキングスペース独自のSNSを用意しているケースも多い。SNSを通してのしごとの相談・募集だけではなく、趣味のサークルを作ったり、イベントの開催も可能だ。

海外で人気のコワーキングスペース3選

ここからは実際に海外で人気のコワーキングスペースを紹介していく。

WeWork

WeWorkは、ニューヨークに本社を置くアメリカのスタートアップ。2010年に創業し、現在は世界15カ国49都市155カ所で展開。フリーランス、スタートアップから大企業まで、様々な個人・団体が利用している。

「To create a world where people work to make a life, not just a living(ただ生きるためだけに働く場所ではなく、人生を彩るオフィススペースを創造しよう)」が企業ビジョン。

インテリアはすべてインハウスでこだわりをもって設計されている。例えば、アムステルダムのWeWorkには、メインのフリースペースには木材の大きなデスクが置かれており、そこをフリースペースとして活用できる。アムステルダムの運河を眺めながらくつろげるソファースペースや卓球台、キッチンも利用可能だ。自然光の入り方も美しく、いつの間にか集中しているような理想的なオフィススペースが創られている。ゴミ箱の位置まで計算されているというので驚きだ。

会員専用のSNSが用意されており、そこでは趣味のサークル作りや仕事の相談も可能。会員同士の交流のためのイベントも数多く実施されている。オフィススペースには「ファシリテイター」と呼ばれるスタッフが数名おり、会員同士の交流の手助けや、新規会員に向けたオリエンテーションも実施。初めてWeWorkを利用した人でもすぐに馴染めるような工夫が施されている。

Seats2meet

Seats2meetは、オランダで1989年にサービスを開始した老舗のコワーキングスペース。webサイトにアクセスし、最寄りの都市を検索窓にいれると、その日利用できるコワーキングスペースが出てくる。例えば、オランダのアムステルダムで有名なのがMeet Berlage。元々は証券取引所で、オランダのトップモニュメント100にもランクインする美しい建物だ。観光名所としてもガイドブックに載っている。

ミーティングスペースやイベントルーム、個別のワークスペースは有料だが、基本的にすべて無料で利用することができる。WiFiや席だけではなく、コーヒー・ホットチョコレート・紅茶なども無料だから驚きだ。無料で利用するための条件は、自分のスキルを活かしてほかのメンバーを助けること。これはお互い持っている社会資本を活用して、社会をより良くしていこうという理念に基づいている。

webサイトからワークスペースの予約を事前に取り、建物についたら受付のタブレットでチェックインを行う。すると、コワーキングスペースに設置された大型ディスプレイにメンバーの顔写真とスキルが表示される。建物の中には、自分の仕事をアピールするボードや、名刺を置くスペースもあり、さらにランチは4.95ユーロで簡単なビュッフェを利用できる。サンドイッチやフルーツを食べながらほかのメンバーと交流することができるのだ。

Crew collective&cafe

Crew collective&cafeは、カナダ・モントリオール発のコワーキングスペース。1920年に建てられた元銀行を再利用している。

コワーキングスペースの利用のほか、MTGスペース利用、個別デスクも利用可能。コワーキングスペースでは、オンラインから飲み物やランチメニューが注文可能。デスクは100席以上とかなり広い。

伝統的な石作りの建築デザインが美しく、非日常を味わいながら仕事ができるだろう。さらに利用者同士のコミュニケーションも推奨されており、イベントも定期的に開催されている。

海外でコワーキングスペースを利用してみよう

これまで見てきたように、海外のコワーキングスペースは単なる作業スペースではなく、建築物が有効活用されていたり、インテリアにこだわって設計されているような場所が多い。

例えば、WeWorkでは4つのプランが提供されており、Hot Desk(ホットデスク)プランは出張者にもおすすめだ。海外出張した際に、ホテルのロビーや部屋ではなく、思い切ってコワーキングスペースを利用してみてはどうだろう。観光で訪れた場合でも、交流を目的にコワーキングスペースを活用するのも面白い。

ヨーロッパの場合はSeats2meetがおすすめだ。発祥地のオランダだけではなく、さまざまな国の無料スペースを利用できる。海外を訪れる際は、ぜひ活用してみてほしい。

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