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ボタンひとつで迎えにきてくれる車「SEDRIC」

ドライバーがハンドルを握らなくても車を運転をしてくれる、自動運転機能。トヨタやホンダなどの日本の車メーカーだけではなく、ボルボやメルセデス・ベンツなどの海外のメーカーなど、あらゆるメーカーが自動運転の開発を進めている。また近年では自動車メーカーだけではなく、GoogleやAppleなどのIT企業も参入し、自動運転システムの開発は加熱している。

各メーカーがしのぎを削る中、2017年3月にフォルクスワーゲングループは、ジュネーヴにてグループ初となる完全自動運転の電気自動車「SEDRIC」を発表した。「SEDRIC」は誰でも、いつでも、どこからでもボタン一つを押すだけで迎えに来てくれるという画期的な車だ。

「SEDRIC」は、箱型の近未来デザインでできていて、ボンネットがなく、全体的に丸みをおびた親しみがわくデザインだ。更にヘッドライトでウィンクもできるかわいい一面も。

普遍的に人々に利用され、直感的で理解しやすい操作を目指して開発された「SEDRIC」は、いったいどのような車なのだろうか。

シンプルで簡単なリモコン操作

ユーザーと「SEDRIC」をリンクさせてくれるのは、「OneButton」と呼ばれるリモコンだ。これが車のキーとなる。このリモコンは、とってもシンプルなデザインで、ボタンと「SEDRIC」の到着時間を色で示すリングで構成されている。視覚に障害のある人を車に誘導するバイブレーション機能もあり、より多くの人が利用できる車となっている。

「SEDRIC」が到着すると、ユーザーを認識し、自動でドアが開く。ドアは広く高いため、荷物を持っていても乗車は簡単。段差もないので、お年寄りや子どもも楽ちんに乗車できるのがうれしい。

ハンドルや運転席不要

自動運転というと、ハンドルが自動的に動くというものだと思っている人は「SEDRIC」を見てきっと驚くだろう。「SEDRIC」にはハンドルが無いだけではなく、もはや運転席もないのだ。

運転席がないことで、よりスペースを有効に使うことができ、スーツケースなども問題なく乗せることができる。まさに、「移動する部屋」のようにくつろげそうだ。

音声コントロール

「SEDRIC」の特長の一つは、音声コントロールである。ユーザーが乗車すると、「SEDRIC」と目的地や目的地までの経路、所要時間、現在の交通情報、途中の休憩についてまで会話することができる。ウィンドウスクリーンはAR(拡張現実)を備え、コミュニケーションやエンターテイメントなどを楽しむことが可能。フロントガラスを透明にして、今まで通り景色を楽しみながらリラックスすることもできる。

「SEDRIC」は私たちのパーソナルアシスタントのように、ユーザーを楽しませたり、リラックスさせてくれたりとかなりの働き者のようだ。

「SEDRIC」の活躍シーン

「SEDRIC」がいる日常とは、どんなものだろうか。

例えば、朝子供たちを学校に連れて行き、そのまま両親を仕事場に連れて行く。全員が車を降りたら、無人の「SEDRIC」は単独で駐車スペースを探し、注文されたショッピングを済ませ、またピックアップの時間になったら迎えに行く。

休日には駅まで友人や親族など訪問者を迎えに行ったり、レジャーに出かけたりする。操作はボタン、音声コントロール、またはスマートフォンアプリを使用して、自動的に、確実に、安全に行うことができる。

人類の「移動」を飛躍的に拡大した「自動車」は、人工知能を搭載することにより、単なる「移動手段」から、パーソナルアシスタントや、もしかしたら家族のような存在になるのかも知れない。

老舗自動車メーカーのフォルクスワーゲンが「SEDRIC」で描いた未来像は、そんな未来を想像させてくれるのだ。

SEDRIC
Volkswagen

bouncy編集部
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